イネ科野草花粉について

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イネ科植物は牧草として明治初期に輸入され、今でも牧草地で災害されている。また、帰化植物として路傍に繁茂し、普遍的な花粉症として知られている。

5~6月に開花してアレルギー症状を呈するので、初夏型イネ科花粉症とも呼ばれる。

カモガヤ

多年草で日本には明治初年にアメリカから牧草として輸入栽培され、人工草地の獄窓として栽培さている。
草丈は約1m、小穂が休場集団になり、全体が鶏の足形に見えることから、cookfootとも呼ばれる。
花粉の大きさは20~45㎛で、5~6月に花粉飛散の最盛期となる。

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ホソムギ

日本には明治初年から広く放牧地や河川敷等に繁茂している。穂1本から500万種以上の花粉種子を産生して何キロも飛散する。
花粉濃度の最盛期は5~6月で日中の時間帯と天気がアレルギー発症の重要な要因である。
花粉の大きさは50~65㎛である。

オオアワガエリ

多年草で、草丈1.5m程度の採草牧草として利用される。特殊な円筒型の穂状花序で、悔いの基幹部節間が肥大し球茎になる。長日植物で出穂は遅い。

その他イネ科草本

花粉症起因植物はケンタッキーブルーグラス、ウシノケグサなど。これらの花粉はアレルゲン性が高く、相互交差する。
また、大麦、オート麦、トウモロコシ、小麦なども花粉症の原因となる。

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